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くさか眼科

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糖尿病網膜症
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糖尿病網膜症・糖尿病黄斑症について

糖尿病網膜症とは糖尿病により網膜に出血やむくみが生じたりする病気で進行すると失明に至ることがあります。その中で網膜の中心部である黄斑部に出血やむくみが生じた状態を糖尿病黄斑症といいます。

糖尿病網膜症・糖尿病黄斑症の症状と治療

網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、毛細血管が豊富な組織です。糖尿病網膜症とは糖尿病が発生して高血糖が続くと網膜の毛細血管にも悪影響が生じて出血や血管の閉塞が起きて網膜が糖尿病で酸欠になっている状態です。

酸欠状態が持続すると網膜に新生血管や増殖膜が作られて、それが切れたり縮んだりすることで硝子体出血や網膜剥離などを起こします。急激に視力が落ちないと自覚されないことが多いため、早期発見のためには眼科健診を勧めております。

病気の進行具合により単純糖尿病網膜症(経過観察可能)、前増殖糖尿病網膜症(状況によりレーザー治療)、増殖糖尿病網膜症(レーザー治療か硝子体手術)に分類されます。

また、糖尿病黄斑症とは糖尿病網膜症の一部分で、網膜の中心部分の黄斑という視力に影響する細胞が一番密度濃く配置されている網膜の部位に浮腫(むくみ)が起こり視力低下を来す状態であります。治療として抗VEGF薬という薬剤を眼内に直接注射します。しかし、効果が1ヶ月から数か月で無くなるため繰り返しの注射を必要とします。

糖尿病網膜症糖尿病黄斑症は治療が困難な場合や長期間かかる場合が多いため治療が必要な時は連携医療機関に紹介して治療を行っていただきます。

糖尿病網膜症や糖尿病黄斑症の診察においてのご注意

糖尿病網膜症黄斑症の診察には眼底検査を行いますが、ひとみを拡大させて網膜を見やすくさせる散瞳薬を点眼する必要があります。
散瞳薬点眼後診察可能となるまでに最低20-30分が必要で、元のひとみの大きさに戻るまでには個人差はありますが数時間かかりますので、糖尿病網膜症・黄斑症で眼底検査をされるときは自動車・バイク・自転車を運転しての来院は避けてください。